滋賀県米原市の木工作家、『スーパー生木ラボ』の鈴木孝平さんの、DONGREE店内では2度目となる個展。
鈴木さんは、『グリーンウッドワーク』という山や森の中で加工されていない樹木、すなわち"生木"を原料としたクラフト技術を駆使したモノづくりや、そのグリーンウッドワークに関するワークショップ・オンラインサロンを展開されています。
そんな鈴木さんとは今回、『木の器屋さん』としてではない、生木の面白さを伝える販売会にしたいな、という趣向の話をさせてもらい、
"作品本体"と"作品の原料である生木"の両方を並べて販売するスタイルでお届けします。
題して
『生木と生木の道具商店』
作品本体だけを購入するのはもちろん、むしろ原料の生木だけをインテリアとして購入することも可能。
もちろん両方セットで手に入れて、生木をより身近に感じながら、暮らしに取り入れるのも楽しいかもしれません。
森林大国といわれる日本。
それでも、現実的には森林にアクセスできない(暮らしの場にしにくい)という社会課題が取り沙汰される昨今、自ら山に飛び込んでそのアイデアを実践されている鈴木さんを迎えてお届けする、生木づくしの2週間。
ただの綺麗な木工作品ではなく、しかし確かな温もりと丁寧な手仕事である、鈴木さんの生木作品群(と生木)を、DONGREE店内で、どうぞゆっくりと体感していってください。
【鈴木孝平 生木と生木の道具商店】
会期:2023年11月24日(金)〜12月4日(月) 12:00〜18:00 ※11月28〜30日は定休日 ※期間中は商店目的のみでの入店も可能です
会場:DONGREE店内 滋賀県湖南市石部西1-5-7
作家在店日:11月25日14時〜 & 12月4日13時〜
【作家プロフィール】
鈴木孝平 1989年生まれ
米原市の生木を削って暮らしています。
「生木ラボ」という名前は、生木を加工したものづくり (グリーンウッドワーク)からきており 、米原市で唯一の生木専門の木工所です。山で暮らすナリワイとして、原木生木の加工、カトラリーや食器の販売、流通、ワークショップの講師をしています。
芸大卒業後、一般企業でサラリーマンをするも体調を崩し2年で退職。思いつきで小規模な林業をやるべ!ということで、滋賀県米原市最北端の集落・甲津原に移住。山中や街中で伐採された生木を暮らしの道具へと加工しています。
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