"生木"の木工作家、鈴木孝平さんによるグリーンウッドワーク展が、DONGREEブックカフェ店内にて開催されます。
グリーンウッドワークとは、乾燥させる前の"生木”からつくる木工スタイル。
木の伐採後に原木市場→乾燥→製材→材木店という工程を経て出回る通常の木材とくらべて、時間的・経済的な負担がなく始められるものづくりとして、特に北欧やアメリカなどの欧米諸国で高い人気を誇っています。 そんなグリーンウッドワークを専門にする日本では珍しい木工レーベル『スーパー生木ラボ』を、滋賀県湖北の米原市で立ち上げた鈴木さん。
かつて京都から滋賀県米原市へ移住し、鈴木さんの山での暮らしは始まりました。
移住当初まずは未経験だった林業から入り、そこで多くの課題に直面しながらも、徐々に生木の作家という道を見出し、幾多の作品を生み出してきた鈴木さん。
まず自ら山に入り、そこで生きていく術を型にとらわれず柔軟に、そして粘り強く創り出してきた彼の手仕事からは、山の暮らしの”楽しさ”と"厳しさ"が同居しているような、そんな印象を感じずにはいられません。
湖北から届く、森と人の調和が生み出すものづくりを、是非この機会にご高覧ください。
『鈴木孝平 湖北の山とグリーンウッドワーク展』
会期:2022年6月3日(金)〜6月13日(月) 時間:13:00〜18:00(カフェの営業は11:30〜)
作家在店日:6月4日(土)
会場:DONGREE BOOKS & STORY CAFE(滋賀県湖南市石部西1-5-7) 駐車場:7台有り(https://goo.gl/maps/9EhjBUW8KEgSpKSf9)
【作家紹介】 鈴木孝平 1989年神奈川県出身 99%生木専門の小さな木工所『スーパー生木(なまき)ラボ』代表
「生木を使えば日本の山が宝になる」をテーマに生木の木工のたのしさを広める活動を展開中。
京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。 現代アーティストの道を断念したのち、営業マンとして社会人になる。 脱サラして滋賀の山村に移住。小規模な林業に携わるなかで、山の木を活かして暮らす方法を模索してたどり着いたグリーンウッドワークという手法で作品を制作。
オンラインの解説動画を見ながら自分のペースで気軽に始められる生木の木工キットを近日リリース予定。
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